2008年08月25日

β型キチン・キトサンの特徴1

β型キチン・キトサン(イカキトサン)の血液タンパク質の吸着量

1990年に開催されました「第4回キチン・キトサン・シンポジウム」で、イカ軟骨由来β型キチンの血液タンパク質の吸着量を示したデータを、日本水産・中研の群山剛氏、佐竹幹雄氏、藤田孝夫氏及び北大理学部の戸倉清一氏らが発表しました。
アルブミン、フィブリノゲン、γ-グロブリンのいずれもよく吸着しましたが、フィブリノゲンに最も高い吸着量を示しました。

キチン・キトサンは、天然物質としては、まれに存在する陽イオン性物質で、生体内に摂取されたときには周囲の様々な陰イオン性物質とイオン結合します。タンパク質などとの結合もその一面と考えられます。

生体表面の外皮の損傷(内蔵表面の潰瘍などの損傷も含みます)に対して早期治癒促進を図る場合、その部分の細胞回復力を促進する必要があり、この際、血液タンパク質との親和性が関与すると考えられます。

人工皮膚や吸収性縫合糸としてキチンが利用されているのは、次のようなキチンの特性が生体に適合しているからと思われます。

1)生体細胞との親和性が高く、拒絶反応がありません。
2)損傷を受けた部分の肉芽形成を促進するため、傷の回復を促進します。
3)血清成分をよく透過します。
4)体内リゾチーム等のキチン分解酵素等により、最終的には分解されます。
5)発ガン因子などの変異性がありません。

イカキトサンに関してのお問い合わせは、コチラ
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