2008年05月19日

キチン・キトサンと高血圧(2) キチン・キトサンの血圧低下作用

キチン・キトサンと高血圧

(2)キチン・キトサンの血圧低下作用

○確認されたキチン・キトサンの効果
水産庁の委託により、愛媛大学の奥田教授、広島女子大学の加藤教授らの研究グループが行った動物実験では、正常ラットと自然発病高血圧ラットに食塩とアルギン酸(食物繊維)を与えたところ、アルギン酸の投与によってナトリウムの糞排泄は増加しますが、血圧上昇は抑制されませんでした。

その後、キトサンを投与すると塩素の糞排泄を増加させ、血中アンジオテンシンT変換酵素活性が低下、正常ラット、高血圧ラットのいずれも血圧上昇が抑制されました。

一方、ヒトの実験で、健康成人男性7人に高塩食を食べさせて、1時間後と3時間後に採血し、食前の摂取採血と比較しました。1時間後の血液中には塩素が上昇しており、ナトリウム量は変化がありませんでした。アンジオテンシンT変換酵素は活性化されていました。3時間後には全員、元通りの値に戻っていました。
1週間後、全員に同じ実験を行い、今度は食事の直後にキトサンを使用させると、1時間後、3時間後とも塩素は増えておらず、アンジオテンシンT変換酵素の活性化も起こらずに、血圧の上昇が起こりませんでした。

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2008年05月16日

キチン・キトサンと高血圧 (1)血圧上昇のメカニズム

キチン・キトサンと高血圧

(1)血圧上昇のメカニズム

○血圧上昇因子
血圧を上昇させる因子の一つとして食塩が知られています。食塩は生体に取り込まれると、Na⁺(ナトリウム)とCl⁻(塩素)に分かれます。
広島女子大学の加藤秀夫教授らのラットを用いた実験により、塩素が血圧上昇に関与していると推測されます。

○血圧上昇と塩素
血圧に関係した酵素で、塩素によってその活性が上昇するものとして、アンジオテンシン転換酵素(ACE)があります。ACEは、血管の内側に存在する内皮細胞で作られ、血液中に分泌されます。
ACEは、血圧低下物質であるキニンに作用し、それを分解して血圧低下作用を消滅させます。キニンは、、腎臓での水の排泄を促進し、血管を拡張することで血圧を低下させています。

○ACEと血圧上昇のメカニズム
ACEは、アンジオテンシンTに作用し、血圧上昇物質であるアンジオテンシンUを生成します。アンジオテンシンUは、血管を収縮させたり、血管収縮作用をもつアドレナリンの分泌を促したり、腎臓からのナトリウムの排泄を抑えるアルドステロンの合成を促進したりすることなどを通じて、血圧を上昇させます。
つまりACEは、@キニンの分解、AアンジオテンシンUの生成という二通りの方法で血圧上昇に関与しています。

以上から、塩素の吸収を抑えることで、血圧の上昇を抑えることができると考えられます。

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2008年05月14日

キチン・キトサンの有害物質の排出作用

キチン・キトサンは、摂南大学薬学部の研究グループらのマウスを使った実験では、生体のダイオキシン吸収を阻害して排出を促進し、脂肪中のダイオキシン濃度を大幅に減らす効果があることがわかりました。

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2008年05月13日

キチン・キトサンの重金属の吸着と排出作用

キチン・キトサンは、金属イオンに対して優れた吸着能を示すことが明らかにされていて、動物実験や吸着分析クロマトグラフィーなどでの研究が進められています。

@放射線医学総合研究所環境衛生研究部の研究グループ
 キトサンを飼料に10%添加して飼育したラットでは、放射性物質であるストロンチウムの経口投与1日後に90%以上が糞便中に排泄されることを証明しました。
 また、同研究グループは、キトサンを添加した飼料でラットを一定期間飼育した後、ストロンチウムを投与すると、顕著な体内残留の低下があったことを報告しています。
 これらのことから、キトサンは放射性ストロンチウムの排泄促進剤、防護剤として有効であることを確認しています。

A医学博士 松永亮先生
 松永博士の委託により、ウクライナの国立病院 ジトミール精神病センターで、チェルノブイリの原発事故による甲状腺がん患者などを対象に、同センターのセムスコフ所長が自らキチン・キトサンを使った臨床例によると、キチン・キトサンには放射性物質のセシウム137を体内から排出する効果がありました。

B千葉工業大学 山口教授
 金属の濃度を100ppm(100万分の1)にして化学処理したキトサンを使った実験で、キトサンはマグネシウム、カルシウムなどは吸着せず、銅、亜鉛、カドミウム、水銀、ウラニウムなどはよく吸着することを確認しました。

Cモスクワ バイオテクノロジー企業 シーテック社
 分子量の大きい重金属と結合しやすいキトサンを使い、事故で沈んだソ連原子力潜水艦の引き上げに際する放射能漏れを防ぎました。

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2008年05月09日

キチン・キトサンと免疫賦活作用

人間の身体は、体外から侵入してきた異物や病原体、または体内で何らかの異変で生じた異物を排除して、自己を防衛する機能があります。
この機能を受け持つのが、好中球、マクロファージ、NK細胞、B細胞、T細胞などの白血球です。
キチン・キトサンはこれらの白血球を活性化させる事が、動物実験等によって確認されています。

@東北薬科大学の鈴木茂生教授らの研究グループ
 マウスの皮下にガン細胞を移植後、キチン・キトサン抽出物を静脈投与しました。3週間後、非投与群に比べキチン・キトサン投与群では明らかに肺への転移が阻止され、同時に脾臓のリンパ球T細胞が活性化する事を確認しました。また、各種の固形ガンのテストでも、キチン・キトサンをマウス体重1kgあたり0.01mgという微量投与でも有効であることがわかりました。
これらのことから、キチン・キトサンの抽出物がガン細胞の転移抑制などの強い抗ガン効果を持つことが確認されています。

A鳥取大学の平野教授らの研究グループ
 ガンを発生させたマウスにキトサンを投与したところ、急激に腫瘍が縮小する事を確認しました。

B北海道大学免疫研究所東市朗所長らの研究グループ
 キチン・キトサンのガン転移阻止作用を確認すると同時に、免疫活性化作用を確認。

C愛媛大学医学部の奥田教授らのグループ
 キトサンが、ガン毒素の一つであるトキソホルモンLの毒作用抑制を確認。

D愛媛大学の奥田教授
 39名にキチン・キトサンを投与したところ、NK細胞の活性が確認されました。

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2008年05月02日

キチン・キトサンの生体適合性

人間の生体は、拒絶反応と呼ばれる作用を持っています。
これは、生体の中に異物が入ってきた時に、免疫的に取り除こうとする力です。
そのためキチン・キトサンにおいても、長期の実験によってその効果や副反応、拒絶反応の有無が確かめられてきました。

しかし、キチン・キトサンはもともと生体物質のため、生体に馴染みやすく、傷口の治癒促進効果(肉芽や上皮の細胞形成を促進)も持っています。

キチンから作られた手術用の縫合糸で内臓手術を行ったあと、抜糸をしなくても約半年で体内の酵素リゾチームによってキチン糸が消滅することや、サハリンで火傷を負った少年コンスタンチン君の皮膚のケロイド痕を、残すことなく治療できた人工皮膚など、身体組織にとって密接な適合をしていることがわかっています。これらの事から、キチン質の生体適合性が証明されていると思われます。

また、キチン・キトサンは、生体との馴染みやすさから、鎮痛・止血効果も確認されています。

化学合成された医薬品が、何らかの副作用を伴うのに比べ、キチン質は安全な物質と考えられます。

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2008年04月30日

キチン・キトサンの生体内での代謝

キチンは、キチナーゼやリゾチームによって分解されてアセチルグルコサミンになります。その後、解糖系でグルコーゲンへ転換し、TCAサイクルを通過してエネルギーを生成します。

一方キトサンは、キトナーゼで分解され、生じたグルコサミンは、キチンと同じ解糖系に組み込まれて代謝されます。

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2008年04月25日

キチン・キトサンの体内吸収のメカニズム

キチン・キトサンは、分子量100万以上の食物繊維で、腸管からは吸収されないと思われますが、ウサギを用いた実験で、40〜44%が吸収されることがわかっています。

キチン・キトサンの吸収のメカニズムは、腸内細菌や植物に含まれる分解酵素によって分解された後、腸管から吸収されると考えられます。

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2008年04月21日

キチン・キトサンの安全性

キチン・キトサンは各種安全性試験が行われ、安全性が確認されています。

1)変異原性
 Salmonella typhimurium TA100、同TA98を用い、キトサンの代謝活性を含む復帰変異原性について観察したところ、突然変異誘起性は陰性でした。

2)急性毒性
 OECDガイドラインNo.401に準拠し、ラット体重1kgに対し、キトサン2000mg 経口投与し、肉眼および顕微鏡による組織学的所見、体重変化、死亡数を観察したところ、10匹中1匹が投与24時間後に死亡しましたが、これは試料が肺に吸い込まれたためでした。他では変化がありませんでした。

3)亜急性毒性
 マウス体重1kgに対し、キトサン100mg、400mg、1000mgを、28日間経口投与し、体重変化、摂餌量変化、尿検査、血液学的検査を実施したところ、死亡例はありませんでした。解剖所見や組織重量に異常のみられたものは強制投与によるストレスのためでした。

4)慢性毒性
 マウス体重1kgに対し、キトサン50mg、200mg、500mgを6ヶ月間経口投与し、体重変化、摂餌量変化、尿検査、血液学的検査を実施したところ、死亡例はありませんでした。解剖所見や組織重量に異常のみられたものは被検物質の毒性によるものではありませんでした。

5)発熱性
 キトサン9gを生理食塩水270mlに加え、加熱抽出し、ウサギに耳静脈内投与(10ml/kg)したところ、発熱性物質は陰性でした。

6)溶血性
 キトサン9gを生理食塩水270mlに加え、加熱抽出し、ウサギ脱繊維血を添加(1%)したところ、37℃、24時間で溶血性は認められませんでした。

7)アレルギー
 ヒト20人にキトサンを30mg/日で2週間経口内服させたところ、薬診例、血管症状ともに陰性でした。

その他、パッチテストや皮膚刺激性などの試験でも、キトサンの毒性はほとんど認められませんでした。

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